寫經用筆 無無明尽(むむみょうじん)

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筆鋒の長さ:1.9cm
筆管の長さ:15.2cm
筆管の太さ:0.85cm
※手作り製品のため、若干の異動は含みおきください。

日本に大陸の筆が本格的に伝来したのは、遣唐使の時代からであると考えられます。この時代、空海は唐の筆と、筆の製法を日本へ持ち帰ったと伝えられています。当時の日本の知識人にとっては佛教が最高の知識、教養であり、寫經は重要な日課でした。正確な寫經を大量かつ効率的に行うためには、優れた筆が多量に必要であり、求められる書体に合わせて、筆の構造も改良変化が加えられてゆきました。

「無無明尽」は、平安朝以来の寫經筆の伝統に倣い、精選した狼毫の芯に羊毫を添えた、寫經用の兼毫筆です。筆鋒の直径に対して長さは短めにできており、一定の太さの筆線を書きやすいような構造になっております。先端は狼毫特有のキレの良さ、また筆鋒の腹にかけては着実な粘りがあります。転折、出鋒も形が決まりやすく、端正な楷書を書き続けることに適しております。
寫經のほか、小楷、細字尺牘、篆書などの筆書へ応用いただけます。

※ご使用に際しては、お好みに合わせて、筆鋒の1/2ないし1/3までさばいてご利用ください。

定価 2,480円(内税)
販売価格 2,480円(内税)
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