徽州曹素功 藝粟斎
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玉容寂寞涙欄干(ぎょくようじゃくまくるいらんかん)
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筆管の長さ:17.0cm
筆鋒の長さ:2.8cm
筆管の太さ:0.7cm
※手作りのため、サイズには若干の異同を含み置きください。
純羊毫の小筆です。小楷・尺牘にすぐれた性能を発揮します。また細字行書、仮名への応用にもお試しください。
中国の羊毫筆のふるさと、湖州のベテラン職人の手により一本一本丁寧に仕上げられています。実用の場面で羊毫筆の使用が盛んであった、民国時代の小〜中楷用の筆を参考に制作されています。
材料は精選された山羊の足の蹄付近の、短く細かい毛を使用しています。もともとの長さが短い毛であり、毛の付け根から毛の先端までがきれいにまとまっているため、束ねて筆にしたときに自然なまとまりが生まれます
筆鋒の先端にみられる、半透明な飴色の部位が長く、細かい字であっても含蓄に富んだ点画が書き出されます。
この筆と対になる「梨花一枝春帯雨」よりも、一回り大きな筆になります。
「玉容寂寞涙欄干:玉容(ぎょくよう)は寂寞(じゃくまく)として欄干(らんかん)に涙(るい)す」は唐の詩人白居易が楊貴妃の悲劇をうたった「長恨歌」にでてくる一句で、「梨花一枝春帯雨」に続きます。
「欄干」は楼閣に巡らされた手すりですが、そこに力なくもたれかかった楊貴妃は往時を想って涙を流します。ここでは「欄干」を筆管に、楊貴妃の白い玉(ぎょく)のような容貌を筆鋒にたとえ、「梨花一枝春帯雨」と一対の筆にしました。
羊毫筆を使った小楷や小字、あるいは尺牘に挑戦したいと言う方で、適当な小さい羊毫筆がなかなか見つからなかったと言う方に、自信をもってオススメできる筆です。
定価
1,560円(内税)
販売価格
1,560円(内税)
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