徽州曹素功 藝粟斎
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新老坑有眼荷葉硯(ゆうがんかようけん)
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縦:15.5cm
最大横幅:21cm
厚さ:2.5cm
※上記のサイズにつきましては、天然の不定形をしておりますため、若干の異同をお含みおきください。
一般に老坑水巌、新老坑ともに眼の出ることは珍しいのですが、三つの眼の出たきわめて珍しい新老坑の硯です。眼は老坑系の硯石にみられる淡いグリーンをしており、三つのうち二つには瞳が認められる活眼となっております。
墨堂、硯背には老坑水巌の眷属にみられる数条の金銀線が走り、全面に淡い微塵青花が浮かんでおります。材質は極めて温潤細密で、緻密な鋒鋩が硯面を覆っております。
眼は周辺をややもりあげた気配にしあげていますが、貴重な眼を引き立たせるため、古い時代の硯はこのような手法がとられることがあります。また硯背を蓮と蓮の花を薄い刻線で上品に彫り上げています。
よく水を湛えるハスの葉を模した硯は伝統的な作硯様式のひとつであり、古代から繰り返し硯の意匠に用いられてきました。
荷葉、すなわち”ハス”は、大陸中国にあっては極めて身近な植物です。古くから花が賞玩されることはもちろん、葉は品物を包むことに用いられ、実と根は食用になり、また茎は繊維を採取することにも利用されてきました。
”ハス”は本身は泥中あっても、花はけがれなく美しく咲くことから、こ人間の徳性のひとつを表します。
また秋になると葉や茎は枯れ落ちますが、地下茎は生きており、春にはふたたび花を咲かせます。これは循環する生命の復活再生のシンボルであると考えられ、連綿と続く地下茎は生命の連続性を表しております。
墨池を持たない硯板状の硯ですが、材を惜しむばかりにこのような作硯が施されています。老坑の眷属たるに恥じぬ温潤緻密な鋒鋩を持ち、佳墨を磨るに適した硯であるといえるでしょう。
販売価格
289,000円(内税)
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